創業217年の技術が生んだ、サステナブルなウェルビーイングフード。ZENB開発チームに、NBAチアがインタビュー

ZENB

野菜や豆などの植物の皮や種まで、可能な限りまるごと“全部”使ったサステナブルな食品「ZENB」。添加物に頼らない味作りにこだわり、ペーストやスティックタイプ、主食となるヌードルなど、幅広いラインナップで新しい食を提案しています。

ZENBを開発しているのは、「味ぽん」でおなじみのミツカン。調味料のイメージが強いミツカンが、なぜ野菜や豆を使った栄養食に着目したのか。そのコンセプトと美味しさに惹かれ、今年3月からZENBのサポートを受けて活動している、NBAチアの小笠原礼子さんがインタビュー。そこには、食品メーカーとしての明確なビジョンがありました。

小笠原礼子さんと長岡雅彦さん

左:小笠原 礼子(おがさわら れいこ)

青森県出身。高校と大学は地元・東北でチアリーディングに励み、大学卒業後は社会人チーム「DEVILS」に加入。競技チアで日本一に輝くなどの実績を残し、その後はサンロッカーズ渋谷のチアリーダー「サンロッカーガールズ」へ。そして2020年夏、コロナ禍でNBAへの挑戦を宣言。4カ月後にデトロイト・ピストンズのオーディションに合格した。

Twitter:@reiko_324
Instagram:@reiko.324

右:長岡 雅彦(ながおか まさひこ)

株式会社Mizkan Holdings N.Project マーケティングチーム
株式会社ZENB JAPAN

ミツカンにて味ぽんやたれなどのブランドマネージャーを担当したのち、2017年より新規開発プロジェクトに参加し、ZENBブランドの立ち上げに携わる。現在はZENBのブランドコミュニケーションを担当している。

 

10年後、20年後の食生活にどう貢献するか

礼子さん
今、ZENBさんに商品提供をしていただきながらチアの活動をしています。私がこの商品を知ってとても魅力を感じ、プロフィールを送らせていただいたところ、長岡さんにOKのお返事をいただけてとても嬉しかったです。
長岡さん
実はああやって直接ご連絡をいただけたのは初めてでした。様々なことに挑戦して頑張っている方を、栄養でサポートできるのは私たちにとっても喜ばしいことですね。
パッケージもかわいくて、ヘルシーで美味しい!私も大好きなZENBですが、お酢のメーカーというイメージが強いミツカンで作っているなんて意外でした!なぜ、野菜を使った食品を作ろうと思ったんですか?
世界的に人口爆発や環境問題が取り沙汰されている中で、植物性食品の注目度が高まっています。糖質や水溶性ビタミンが豊富に含まれる点からも、動物性食品よりもエネルギー効率が良いとされ、環境負荷が低いのがメリットです。

ただ、それでも製造過程で捨ててしまう部分が多くあります。皮や芯などにも食物繊維やポリフェノールは含まれているのに、捨ててしまうのはもったいない。食品メーカーとして、より効率的な食糧生産に貢献できるのではないか。そういった考えからZENBがスタートしました。

ZENBは環境と健康に良いのはもちろん、美味しさも両立しているのがすごいですよね。

小笠原礼子さんと長岡雅彦さん

いくら環境や健康に良くても、美味しくないと続かないので。我慢して食べるのは辛いですからね。野菜を普段捨てている部分まで丸ごと使って、食品添加物に頼らずに美味しいものを作る。

このコンセプトのもとで、最初にできたのが「ZENB PASTE」でした。パンにバターと一緒に塗ったり、豆乳に溶かしてスープにしたり。素材そのものの味を生かしていて、すごく濃厚です。

そう考えると、「ZENB PASTE」の調味料的な発想はミツカンっぽいのかも。でもパッケージの雰囲気も全く違いますよね。
たしかにお酢やぽん酢、鍋つゆなどが中心なので、意外に思われるかもしれません。ただ、そこからの積み上げでたどり着いたというよりは、企業として皆さまの10年後、20年後の食生活にどう貢献できるのか。

そう考え、今までの歴史とはあまり関係のないところで取り組んでいます。実はZENBの商品には、ミツカンとあまり大きく書いていないんです。

添加物に頼らず、野菜や植物性原料だけで美味しいものを作るには、すごい技術が隠れていそう・・・!
そうですね。今までミツカンで培ってきた技術を違った形で使ったり、組み合わせたりしています。

長岡雅彦さん

ブランドを立ち上げるときには、クラウドファンディングもされていましたよね。反応はいかがでしたか?
いつもなら市場調査という形でニーズをリサーチするのですが、今回はクラウドファンディングを通して、アイデアやコンセプトが受け入れられるかどうかを見ていました。そこで、多くの方に共感いただけたので、発売に至りました。
発売されて本当によかった!私は最近知ったのですが、実はもう発売開始からは2年が経っていたんですね。
ZENB STICKについては、その間にリニューアルも2回くらいしていますね。お客さまの意見に耳を傾けながら、改良を重ねているんです。

 

日本では希少。黄えんどう豆にたどり着くまで

礼子さん
ZENBの製品は、どのような層の方が購入しているのですか?
長岡さん
添加物に頼らず素材の栄養やおいしさを活かしているので、健康志向の方にお買い求めいただいています。また、主婦の方が、子どもに安心させて食べさせられるからと選んでいただくこともあります。シニア層にも広がっていますね。
スポーツをされている方にはいかがですか?
ぜひ使っていただきたいのですが、今はまだまだ認知が広がっていないのが課題ですね。でも、昨年に出した「ZENB NOODLE」は、スポーツをされている方にも気に入っていただけるのではないかと。ピープロテイン(植物性プロテイン)の原料になっている黄えんどう豆を、100パーセント使っていて、たんぱく質が豊富です。
ピープロテインの原料は、黄えんどう豆だったのですね!
ピープロテインに使うときは、タンパク質以外のところは捨てられてしまいます。ただ、ZENB NOODLEでは薄皮まで使っていて、食物繊維も豊富です。豆の出汁が結構出てくるので、すごく旨みがあります。嬉しいことに人気が高く、品薄になってしまいました。

小笠原礼子さん

黄えんどう豆にはどのように出会ったのですか?
新しい食生活を提案していく中で、主食を作りたいという思いがありました。今は糖質制限やダイエットの影響で、主食を食べる量を減らすのが当たり前のようになっています。でも主食なんだから、本来は思い切って食べられるべきではないかと。

いろいろな原料を試した結果、栄養価と美味しさのバランスが一番取れていたのが、黄えんどう豆でした。今は麺しか出していないですが、ほかの主食も作りたいと思っています。

製造過程での苦労はありましたか?
一番は美味しくすることです。世の中には豆100パーセントの麺を含め、健康食が溢れていますが、結局は美味しくないと続きません。あくまで食事は楽しむものなので、そこが保てるかどうか。添加物を入れれば少しは楽なのですが、入れないことにこだわっています。

主食を作りたいと考えてから、完成まで3年くらいかかりましたね。黄えんどう豆を使うと決めてからも、1年半くらい。

3年…! 試作に試作を重ねて、ようやく完成したのですね。
シェフの方にもご協力いただいて、とにかく美味しさを追求しました。小麦の代わりに豆を使うというよりは、豆そのものの美味しさを出すのに苦労して・・・。時間はかかりましたが、1年前の試作とは比べ物にならないくらいの出来です。

 

美味しさを追求し、アスリートも支えるブランドに

礼子さん
私は日頃からサポートいただいていますが、「ZENB STICK」も好きです。カバンに一つ入れておけば、運動前などに手軽に食べられます。

ZENB STICK

長岡さん
嬉しいですね。私たちとしても、スポーツが好きな方を応援したいと考えています。今後も健康を支える取り組みをしていきます。
体づくりを考えると、我慢が多いイメージもあって。おいしくて栄養価が高く、太りにくい成分なのはありがたいです。
実はボディビルダーのバズーカ岡田(岡田隆)さんが気に入っていただいているようで、YouTubeで紹介してくださいました。製造工程や農地で微量の小麦が入る可能性もあるので、完全なグルテンフリー食品とは言えないのですが、原料としては豆100%なので意識的に小麦を減らしている方にもおすすめです。
すごい!これからどんどん知られていってほしいですね!
試食会なども開催したいのですが、このご時世なので、なかなかできなくて。やはり食べていただかないと分からないところもあります。環境や健康などのサステナビリティはもちろん、美味しく食べて明るい食生活を送っていただくことも目指しているので、今後も皆さまの食卓に寄り添っていきたいです。

小笠原礼子さんと長岡雅彦さん

記事内でご紹介している「ZENB」のお試しセットを
抽選で5名様にプレゼントいたします。

-プレゼント内容

・ZENBヌードル ×1
・ZENBソース×2
・ZENBスティック×4

-応募期間
2021/6/3-6/10 23:59まで

-応募方法
①B&のLINE公式に登録(こちらのリンク、もしくは記事末尾のバナーからご登録ください)
②「ZENB」または「ぜんぶ」とメッセージを送ってください。

※当選者の方へのみDMにてご連絡させていただきます。
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