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中村優「マラソンは楽しむもの」脱ストイックで自分だけのランを

中村優さんの写真

笑顔で楽しく走る!無理をしない!がモットーのタレント/スマイルランナーの中村優さん。どこまでも自然体で、「走るのって楽しいですよ!」と話す笑顔は一点の曇りもありません。

マラソンは苦しい、続けるのが大変…そんなイメージを一掃する中村優さん流のマラソンの楽しみ方とは。マラソンをコミュニケーションツールの一つと捉え、定期的に「中村優と走ろう!」というイベントも開催している彼女が考える、ランニングの魅力とは。

マラソンがからだだけでなくメンタルも整えてくれた

ーマラソンを始めたのはいつからですか?

中村さん
初めてマラソンを走ったのは21歳の頃。お仕事で機会があり、フルマラソンを走ることになったんです。その後25歳でフリーランスになり、マラソンに関する仕事が増えていきました。今はランニングに関するお仕事が7~8割ですね。ゲストランナーやトークゲストなどに呼んでいただいています。

ーマラソンを始めて、自分の中で変わったことはありますか?

中村さん
20代の頃は人間関係や仕事で悩むことが多かったんです。言われたことに対して何か違和感があっても、間違っているのは自分の方なんだと思いこんでしまって、言いたいことが言えなかった。だけど、マラソンを始めてからからだだけでなくメンタルも整ってきて、少しずつ自分に自信がつき、言いたいことが言えるようになってきました。走っていると自分の心と向き合うことができて、ネガティブなことを考えなくなるんです。
中村優さんの写真

ショートカットが素敵な中村優さん

ー普段走っている時は、自分と向き合う時間なんですね。

中村さん
そうですね。大会が近いとそのために走ることもありますが、日常的に走っているときは心を整えるのが目的です。机に向かって考え事をしているときには散乱していた情報が、からだを動かした瞬間に振り分けられ始める。さらに走っていると、答えがはっきり見えてきます。

からだづくりは臨機応変に。細くても鍛えていてもそれぞれのからだでいい

ーインスタなどを拝見していると、お菓子の画像もよく載せていますよね。食事制限などはされていないのでしょうか?

中村さん
食事の制限はしていません。さっきもトンカツを食べてきました(笑)お菓子も好きだし、お肉もお米も好きです。食べたいものは食べて、ちょっとからだが重くなったなと思ったら調整するようにしています。前日の夜にたくさん食べたら、朝ごはんを果物など軽めにしたり。一週間単位で調整しているようなイメージですね。

ーマラソンを走る方はからだづくりにもストイックなイメージがあったので意外です。

中村さん
その時の調子に合わせて足りないものを取り入れる感じでやっています。食べ物だけでなく、ストレッチやマッサージの取り入れ方もそうですね。歩いていて肩が重たいなとか、脚が張ってるなとか、自分のからだの状態は常に気にして、何が理由なのかを考える。今は先週ハーフマラソンを走ってきたところなので、筋肉痛が残っている状態。なので、回復に良い梅やビタミンを摂ったりしています。

ー臨機応変に対応されているんですね。

中村さん
うちには体重計もないんです。前は毎日計っていたこともあったのですが、体重が減ったらその分油断して食べ過ぎてしまうことに気がついて。リバウンドを繰り返すことになるのでやめました。20代の頃はストレスがあったり、痩せなきゃと思うあまりに食べなくなったり、その反動でまた食べ過ぎたり…うまく調整できないことが多かったですね。
中村優さんの写真

走るからだに、こうでなきゃいけないという決まりはないと話す優さん

ー食事制限をせず、トータルで調整するようになったのは最近ですか?

中村さん
そうです。マラソンにハマって、精神的にもストレスがなくなったら気にならなくなりました。前は細いからだに憧れたりもしたけど、今は鍛えているからだも素敵だし、それぞれのからだでいいと思っています。世の中的にも鍛える女性が増えてきて、見られ方が変わってきていますよね。

マラソンイベント開催をきっかけにランニングトレーナーに

ー中村さんはランニングトレーナーの資格も取得されていますよね。資格を取ろうと思ったのはなぜですか?

中村さん
3年前、自分のイベントをやるようになったのがきっかけです。一緒に走っている方に正しい知識を伝えたいと思って取得しました。からだのことを全部知ろうとすると奥が深すぎるけど、ランナーに多い痛みや対処法くらいは知っておきたくて。マラソンは怪我も多いし、からだへの負担も大きい。痛めながらやってしまって続けられない人も多いので、それを防げたらいいなと思います。

ー実際にランニングトレーナーを取得してよかったことはありますか?

中村さん
勉強したことで、自分が痛めた箇所のことが分かりました。弱いところを理解して、自分でマッサージするようになったので今は痛めることもなくなりました。からだのことは雑誌や字で見てもなかなか分からないので、自分の体験で理解していくのが大事だと思っています。

ー開催されているマラソンイベントはどんな内容ですか?

中村さん
コンセプトは、「中村優とおしゃべりしながら走る」イベントです。お話ししながらゆっくり7〜8キロを走るのですが、皆で会話しながら走ることを楽しんでいただけたらと思っています。
中村優さんの写真

弾ける笑顔でマラソンイベントの様子を教えてくれました

ー参加者の方一人一人に話しかけていくのでしょうか?

中村さん
一人で参加する方が多いので、名札をつけてグループトークのような感じで会話しながら走ったりしていますね。これをきっかけに新しいコミュニティが生まれて、「中村優チーム」としてリレーマラソンに出場してくださった方々もいるんです。本当に嬉しくて、やっててよかった!と思った瞬間でした。

マラソンの魅力は、端々に暖かいコミュニケーションがあること

ー中村さんが伝えたいマラソンの魅力はなんですか?

中村さん
私はフルマラソンもたくさん走っていますが、とにかく楽しむことが一番だと思っています。走るのはこんなに楽しい!ってことを伝えたいので、タイムも気にしていません。

ーマラソンの楽しさはどこにあるのでしょうか?

中村さん
コミュニケーションですね。地方のマラソンでは、給食で地元のおばさんが握ったおにぎりを手のひらいっぱいにのせてくれたり。毎年ゲストランナーとして参加している山形県天童市のラ・フランスマラソンは、ラ・フランス食べ放題なんです!ラ・フランスを食べている間は、時間を気にせず、歩きながら地元の方とお話ししながら食べました。走りに行ったのに、太って帰ってくることもあります(笑)。
中村優さんがマラソン大会中にリンゴを食べている写真

地元のおいしい食材を堪能するのもマラソン大会の楽しみ方の一つ

ーたしかに地方の大会では、ご近所の方が総出で応援してくれたりしますよね。

中村さん
そうなんです。暖かいコミュニケーションが、マラソンには端々にあるんです。これはマラソンを始めるまで知らなかったことでした。そして応援は本当に力になることも、マラソンが教えてくれたことのひとつ。からだが動かないときでも、話しかけてもらえると力が湧くんです!

走ることは強制ではないからこそ、笑顔で走ってほしい

ーマラソンに苦手意識を持っている方は世の中に多いですよね。

中村さん
そうですね。私も子供の頃はマラソン大会が大嫌いでした。マラソン大会はどうしても、「速いのが正義、遅いのがダメ」な気がしていました。苦しい経験しか残らない感じが苦手だったんです。

ーよくわかります!同じ経験をされている方もたくさんいますよね。

中村さん
私はフルマラソンだと1キロ6分半〜7分くらいで、5時間前後かけて走ることが多いのですが、そのペースだと、学校の2〜3キロのマラソン大会でも後ろの方の順位になると思います。子どもの頃マラソンが得意でなかった子だとしても、意外とゆっくりなペースでフルマラソンを完走できるんです。

中村優さんの写真

ー全然違いますね。フルマラソンと学校のマラソン大会は全く別ものとして考えた方がいいですね。

中村さん
そうです。誰かと競うのではなく、練習も始めるなら自分のペースで。運動を全くしていない人ならまずは外に出て、早歩きやウォーキングから始めてもいいと思います。週2日30分やってみて、慣れてきたら1時間にして…。自分の現状を知って少しずつ慣れていくことが大切です。

ー最後にこれからマラソンに挑戦したい女性にメッセージをお願いします。

中村さん
マラソンは楽しむことを第一に!もちろん走っている最中は辛い瞬間もありますが、追い込んでしまうよりも、自分が楽しめるランの方法を見つけてもらえたら嬉しいですね。目的も人それぞれでいいし、みんなが思うことと違っていてもいい。目的は例えば、ボランティアの人に「ありがとう」っていうとか、ギリギリのタイムでも完走するとか。そういうところから始めてもいいと思います。走ることは強制ではないからこそ、笑顔で走ってほしいんです。

■プロフィール

中村優さんの写真

中村 優(なかむら ゆう)

1987年5月13日生まれ

2005年にミスマガジンでデビューし、王様のブランチ(TBS)などに出演。陸上競技などの経験はないものの、21歳のときに仕事でフルマラソンを走ったことがきっかけで、ランニングが趣味に。ランニングタレントとして、数多くの大会やスポーツイベントに出演しながら、自身でマラソンイベントも主催する。JRTA認定ランニングトレーナーの資格を取得。笑顔で楽しく走る!無理をしない!がモットー。

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