アスリートが悩む肌トラブル解消法とは?花田真寿美さんの紫外線に負けないメイク法

写真:本人提供

こんにちは!B&編集部の泊志穂です。

紫外線が強くなる季節がやってきますね。外でスポーツをするアスリートの皆さん、日焼け対策はしていますか?強い日差しと汗で、メイクが落ちて困っている人も多いのではないでしょうか。

今回は、アスリートビューティーアドバイザーの花田真寿美さんに汗に負けないメイクのコツ、日焼けのあとのケアの方法、汗に強いアイテムやコスメの選び方について教えていただきました。

(聞き手、文:泊志穂)

汗にも負けない!ベースメイクのコツ

ー運動中、メイクが汗でとれてしまうのが悩みです。崩れにくいメイク方法を教えてください。

アイテム選びとテクニックが大切です。

まずベースメイクは、しっかりと肌が保湿されていることが欠かせません。肌が乾燥していたり皮脂が出てしまっていたりすると、崩れやすくなってしまいます。

保湿のあとは日焼け止めと下地を塗り、さらにリキッドファンデーションを使っています。パウダーファンデーションよりも肌に密着するため崩れにくいです。ファンデーションを塗るときはハウス型のスポンジにお水を含ませて、少し湿った状態でスタンプを押すように塗るのがポイントですね。

特に崩れが気になるときは、リキッドファンデーションのあとにパウダーをして、チークなどの他のパーツをメイクしたあともう一度パウダーをして化粧キープミストをかけています。

ーファンデーションを塗るときは、手ではなくスポンジの方が良いのでしょうか?

手でやるよりも崩れにくくなりますし、摩擦が少なく肌トラブルの原因になりにくいです。

スポンジもこするのではなく、とにかく優しく押します。メイクレッスンの際、「こんなに優しくするんですね」と言われるほどです。これだけでも化粧ノリがよくなります。

ーオススメのベースメイクアイテムはありますか?

私が好きなのは、ラロッシュポゼのUVイデア XL プロテクションBBです。あまり時間をかけられない選手も多いと思うので、1本で下地が完成するBBクリームはおすすめです。どんな肌の方にもなじみやすいですし、伸びが良くてメイク初心者の方でも使いやすいと思います。

あとはディオールスキン フォーエヴァー グロウ クッション (SPF50/PA+++)というクッションファンデを使っています。

他に汗に強いアイテムとしては、摩擦を与えてもにじみにくいK-Paletteと、種類が豊富なCANMAKEがおすすめです。

乾燥・日焼け…対策すればもうこわくない!

ーまずは肌を保湿することが大事と伺いました。保湿に必要なことを教えてください。

毎日朝と晩にパックをすることです。

4日ほど続けるだけでも、水分量の変化を実感できると思います。忙しいときはコットンに化粧水を含ませて、乾燥しやすい場所に貼っています。これをするだけでも効果があります。

乾燥が特にひどいときはミスト状の化粧水を持ち歩いて、メイクの上からミストをしていますね。

ーメイクをして時間が経つと、シワが目立ってきたりメイクが浮いてきたりしてしまうのも乾燥が原因なのでしょうか?

そうですね。乾燥で目元のシワが気になるときは、美容液のCERAPLEがオススメです。メイクの上からでも使えるんですよね。皮脂を取り除いてから乾燥が気になる場所にのせて、伸ばして整えます。

ー練習場に出てから日焼け止めを塗り直したいときは、どのようにするのが効果的でしょうか?

ティッシュオフをしてから塗り直してほしいです。難しい場合は、スプレーを使うのが良いと思います。

ー日焼けをしてしまったあとのケアの方法を教えてください。

日焼け後にはビタミンA・C・Eが入っている基礎化粧品を使いましょう。入浴後に凍ったタオルで冷やすのも良いですね。熱を鎮静させてくれる効果がある泥パックも使ってみてもらいたいです。

ー乾燥肌の人へオススメの基礎化粧品を教えてください。

私はキュレルが好きです。いろいろ試しましたが、乾燥肌や敏感肌の方にはおすすめです。

面倒くさいときはオールインワンでメンズコスメのROGENを使っています。サラッとしていて柑橘系の香りがするものです。

あとは、肌への摩擦を抑えられるミルクやジェルのクレンジングをおすすめします。

写真:本人提供

自分に合ったコスメを選ぶためには?

ーファンデーションの色の選び方のポイントを教えてください。

首の色と合っているかをみてほしいです。ドラッグストアだと、メイベリンやレブロンは肌色の種類がたくさんあるので、自分に合うものと出会いやすいと思います。

ー最近は生まれ持った肌色について、ブルーベースやイエローベースと分けられます。意識してアイシャドーの色を選ぶべきですか?

参考にする程度でいいと思います。とらわれてすぎて好きな色を使えないのは、もったいないかなと。

この春は黄色のアイシャドウが流行っていますが、ブルベの人は浮いてしまいやすくて使いにくいんですよね。でも下にブラウンのシャドウを入れて挟んでから黄色をのせるとなじみやすくなるので、工夫してみてほしいですね。

ー印象を変えるために、どこか1箇所だけにメイクをするとしたらどこが良いですか?

口紅です。これだけで印象が明るくなるので、とても大切だと思います。

ー口紅の色はどのように決めれば良いでしょうか?

コーラルピンクが一番馴染みやすいと思います。個性的な印象になりすぎないし、唇だけ浮いてしまうことがなくなりますね。

あとは、CANMAKEのステイオンバームルージュはとても使いやすいです。なじみやすく誰もが使いやすいと思います。土台にすると発色が良くなるので私は口紅を塗る前に使っています。普段あまりメイクしない人はこれだけでも色がつくのでオススメです。

花田さんのお話を参考に、紫外線・乾燥対策を万全にして夏を迎えましょう!

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