そこそこ登山女子の登山クエスト② 初夏の金時山×Columbia

こんにちは!高島麻利央です。

初心者にとって、登山にオススメな季節は「春」と「秋」。気候もよく、装備も比較的少なくて済みます。特に5〜6月は、山々が夏へ向けて模様替えをしている頃。新緑が露に濡れて輝きだし、吹き抜ける風が涼しく気持ちよく登れる。そう思っていたのに・・・

暑い!

夏が来ちゃってる!!

本格的に暑くなる前に(もう本格的に暑いけど)、なるべく山に登っておきたい!そして、暑いときに着る新しいウェアがほしい!というわけで、今回紹介するアイテムは高機能Tシャツ。

ポーラーパイオニアショートスリーブクルー(Columbia)

Columbiaのポーラーパイオニアショートスリーブクルーの写真Columbia ポーラーパイオニアショートスリーブクルー

Tシャツなんて「ちょっと今さら感ある・・・」と思われた方。

でもこのTシャツ、超高機能なんです。冷却効果・吸水速乾効果・UVカット・消臭といった機能を兼ね備えているんですよ。これまでは、自分が持っているスポーツウェア(ランニング用をメインに)を着て登っていました。特に初心者の方は、おそらくそのような方が多いのではないでしょうか。

長時間着替えることのできない登山では、高機能なTシャツが快適さを大きく左右します。Tシャツなんていくらでもあるよ、という方ほど、一度売り場に足を運んでみてください。

(今回購入したのはメンズMサイズ。レディースは若干デザインが違います)

干支にちなんだ金時山へ

このTシャツを買った私は、金時山に登ることに決めました。金時山はかつて、山頂付近の傾斜が急で、その形がイノシシの鼻のように見えることから、猪鼻山と呼ばれていました。今年の干支は「亥」ですし、なんだか縁起が良さそうでしょ?

金時山は標高1,212mで、レベルや目的に合わせて様々なルートを選べます。また、金太郎が幼い頃を過ごした山として金太郎伝説発祥の地とされており、各所に金太郎にちなんだオブジェやフォトスポットがあります。山頂からは美しい富士山が見えることでも有名な山です。
 

金時山へのアクセス

登るルートによってアクセスも異なります。一般的とされる「矢倉沢ルート」や「乙女峠ルート」であれば、新宿から登山口までバス1本で行くことが出来ます。

私は、距離は長いものの土日でも比較的空いている「金太郎ルート」を選びました。小田急線・新松田駅からバスで約40分の「地蔵堂」の登山口から登ります。このバスの本数は多くないので、時間をきちんと調べて行きましょう。

金太郎の面影(?)を感じながら登る山道

登り始めてすぐ、金太郎の生家跡、金太郎の遊び石、金太郎の顔はめパネルなど、至るところで金太郎に関するモノに出くわします。さらに、金太郎が産湯に使った滝と伝えられている「夕日の滝」へ足を伸ばすことに。

金時山にある「夕日の滝」をバックに記念撮影する高島麻利央さんの写真

落差23m、近くまで行けるのでなかなかの迫力。カメラを置ける台も設置されており、おひとり様の私でも写真を撮れました。

今回のアイテムのTシャツですが、前回紹介したショートパンツを引き立てつつ、ポケットの柄でさりげなく主張しているのがお気に入り。腕には日よけにアームカバー(ランニング用)を着用しました。

さぁ、ここからは登るのみ。やや急な斜面もありますが、一歩一歩丁寧に登れば危険な箇所はありません。

「金時山 30分」と書かれた道しるべの写真

道しるべにも金太郎がいます。金太郎を探しながら登り、写真を撮るのも楽しいですよ。

この日は曇りだったので、直射日光からは免れたのですが、気温は高く、汗が滝のように流れてきました。・・・ですが!私が身に付けているのは、冷却効果&吸水速乾シャツ。その効果か、汗でシャツが湿っても不快感はありませんでした。

天下の秀峰、金時山頂上へ!

最後は階段の連続と急な傾斜が現れますが、それを越えれば頂上です!頂上にある山頂標識では“まさか”のフォトジェニック写真が撮れます。

金時山の頂上にある「天下の秀峰 金時山」と書かれた看板をバックに「まさかり」を担いだ高島麻利央さんの写真

そう、“まさかり”が担げるのです!!そして、この標識の後方には日本一の富士山が鎮座されていらっしゃる。・・・はずなんですが、この日はあいにくの天気で、まったく見えませんでした。また南側には、箱根山や芦ノ湖を眺めることが出来ます。

山頂には「金時娘の茶屋」、「金太郎茶屋」と茶屋が2つあります。どちらもメニューが豊富で、登山者で賑わっていました。天気が良ければ、外で食べることもできます。茶屋で食事をしながら休憩し、ゆっくりと景色も眺めるのも乙ですね。(この日は山頂で雨が降ったので、あまりゆっくりできませんでした…)

山頂を楽しんだ後、「乙女峠ルート」で下山し、温泉に寄って帰りました。金時山は箱根エリアですから、温泉もたくさんあります。山から下りた後に入る温泉、そしてビール。このために登っていると言っても過言ではありません。

金時山は、比較的短時間で登ることができ、各々で楽しみ方もチョイスできます。さらに、小田急箱根高速バスは便も多く気軽に行けるので、そこそこ登山女子にもってこい。この時期、天気のいい日に思い立っていくのもアリ!!

評価

オシャレ度 ★★★☆☆

機能性 ★★★★☆
冷却効果、吸水速乾効果によって、汗をかいても快適に登山できた。登山後、汗の臭いも気にならなかったので消臭機能も発揮されていた模様。

コーディネートしやすさ ★★★★☆

かぶらない度 ★☆☆☆☆

オススメ度 ★★★☆☆

プロフィール

高島麻利央さんのプロフィール写真
高島 麻利央(たかしま まりお)
ラジオパーソナリティ、リポーター、イベントMC、舞台女優、脚本家などマルチに活動中。小学3年生から大学生までバレーボールに打ち込み、大学卒業後3年間の会社員生活を経て、芸能界に飛び込んだ。
趣味は登山、マラソン。フルマラソンは3回完走し、最近はもっぱら登山のアイテムを物色中。

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