マッスルタワーが家をジムに変える。マルチな使い方を徹底解説

家トレといえば、スクワットやクランチ、プッシュアップが代表的ですが、どうしてもメニューが偏りがちという方も多いのではないでしょうか。

今回は、背中、胸、腕、お腹など全身のトレーニングに使えるCOREBLADEのマッスルタワーをご紹介します。

 

ラクロス選手 小堀宗翔選手と体験

インスタライブでわかりやすくトレーニングを実践、解説してくれたのは、遠州茶道宗家13世家元次女として茶道の普及に努めながら、ラクロスの選手として社会人クラブチーム「MISTRAL」でプレーする小堀宗翔さん。

マッスルタワーは以前から気になっていたとのことで、家に届いてからすぐに組み立ててくれたようです。

小堀さん
姉と2人でおよそ30分で組み立てることができました!1本1本のパーツが結構しっかりしていて頑丈!壁で固定するのではなく床に置くだけですが、ぐらつかず、安定感がありますよ。

設置方法、組み立てがわかりやすく解説しているyoutubeの動画や説明書もあるので安心!

サッとぶら下がっても、ハードなトレーニングでもぐらつかず揺れたり、斜めに傾いたりはせず、抜群の安定性と耐久性。

しかも、重量は29.5kgなので軽量。軽々と持ち上げることも可能。

来客時には移動し片付けることもでき、部屋のレイアウトを変えたいときにも困りません。

小堀さん
背中や胸など、自宅で器具がないと鍛えにくいトレーニングが、マッスルタワーだとできるのは嬉しいですね。

 

チンニング(懸垂)

マッスルタワーには2種類のグリップがついており、パラレルとワイドの2種類の懸垂が可能。

●中央のパラレルグリップのチンニング

鍛えられる箇所:広背筋、僧帽筋

●ワイドグリップチンニング

鍛えられる箇所:広背筋、僧帽筋、大円筋

 

<ポイント>

・上がる時に背中が丸まらないように

・呼吸を止めずに行う

・戻るときはゆっくりと

 

補助器具を組み合わせた使い方 ①ゴムチューブ

初心者の方や、筋力に不安がある方は、ゴムチューブやバランスボールを補助に使うことで、負荷を軽くできます。

付属外のゴムチューブを、マッスルタワーの中央の位置にある両サイドのグリップに巻きつけ、ワイドグリップを持ちチューブに足をかける。

小堀さん
あまり懸垂が上がらない方には、硬めのチューブを使用してみてください!徐々にできるようになってきた方は、チューブのゴムの強度を弱くしていくと段々自力で引き上げることができるようになります。

耐荷重は170kg。チューブをつけてぶら下がっても、ぐらつかないほどに安定感があります。

 

補助器具を組み合わせた使い方 ②バランスボール

マッスルタワーの下にバランスボールを置き、支えにすることで負荷を調節できます。

 

レッグレイズ

鍛えられる箇所:腹筋、腹直筋、大腰筋、大腿四頭筋

腕の構造にフィットするようにグリップと背中のパッドの角度が調整可能です。

上半身をしっかり固定させフォームが安定するよう広々としたバックレストを搭載しています。

 

<ポイント>

・足を床と平行にする

・足を上げた時に息を吐く

小堀さん
中央の腕おきと背中のクッションが、私にぴったりおさまる!このフィット感がいいんです!

 

ハンギングレッグレイズ

鍛えられる箇所:腹直筋、大腰筋、大腿四頭筋

背中をクッションに当て、上部のパラレルハンドグリップを外側から手で握りぶら下がり、腰から90度に足を上げ下げします。

 

<ポイント>

・体の軸をぶらさない

そのほかのバリエーション例:リバースチンニング(広背筋、僧帽筋、大円筋)

 

ディップス

鍛えられる箇所:大胸筋、上腕三頭筋、三角筋

サイドのグリップを握り、深く下げ戻す。

 

<ポイント>

・ゆっくり下ろす

・肘と肩を90度にする

小堀さん
苦手な方はチューブを中央のバーに引っ掛けてあげて両膝を支えると力が補助してくれてできるようになりますよ!精神論かも知れないのですが、腕立てや懸垂って、深くまで追求して正しいフォームで行わないと、そこに神経が行き渡らないかなと思っていて。

ちょっとした補助を使って深めに正しいフォームで繰り返すと自然にその神経が動くようになり補助なしでもできるようになっていくのかなと。私の経験的に、そう思います。

 

そのほかのバリエーション例:ニーレイズ(腹直筋、大腰筋、大腿四頭筋)、ハンギングツイスト(腹直筋、腹斜筋)

 

プッシュアップ

鍛えられる箇所:大胸筋、上腕三頭筋、三角筋

土台部分のグリップを握り、腕立てを行う。

<ポイント>

・体を一直線にする

 

小堀さんのお家トレーニングメニュー

マッスルタワーが届く前はどのようなトレーニングをしていましたか?

小堀さん
マッスルタワーが届く前は、自重トレーニングがほとんどだったので、有酸素を組み合わせてバービー、サーキット、タバタ式など、20秒間動くトレーニングを20分間繰り返すメニューを自分で組んで、1時間くらいサーキット運動をしていましたね。

 

今回のマッスルタワーが届いて、特に嬉しかったポイントは?

小堀さん
懸垂の動きって、ほかのトレーニングでの置き換えが難しいんですよね。このおうち時間、家にあるものを代用していましたが、どうしても懸垂ができなくて。家の壁をつかんでみたりとか、棒を探したりしたんですが、自分の体重を支えて引き上げる、ゆっくり下げるという動きができないんです。マッスルタワーで、これからは思いっきりできます!

 

いきなり大きなトレーニング器具が届いて、家族に驚かれませんか?

小堀さん
たまに父もぶらさがっていますよ。負荷を調整すれば家族全員で使えます。一人で買うには、お高いかも知れないですが、もしご家族と一緒なら、お父さんもお母さんも健康のために、家族で使ってほしいなと思います。ちなみに、私はサーキットトレーニングしたあとのヨガマットを干すときにも使っています(笑)部屋干し用の物干し竿をさがしているなら、これで一石二鳥?

 

ラクロスのプレーの時には、どんな筋トレが効果的なんですか?

小堀さん
特に意識するのは広背筋ですね。クロス(ボールを扱う棒状の器具)を振ってシュートを打つときは、いろんな打ち方があるのですが、必ずDFに体が触れた状態で打つことになります。肩甲骨の可動域とか、DFに対して肩を入れるというのを意識して打ち込むので肩まわりの筋肉は大切ですね。

人と人とのぶつかりあいだけじゃなく、アルミの棒であるクロスが体に直に当たるので、そのプッシュに耐えるためにも自分のナチュラルな筋肉が防具の代わりになっているんです。最低限の筋肉がないと、アザだらけになりますし、骨に直に当たって痛いので、自分はラクロスという競技に当たっては、プロテクトのための筋肉をつけていると思っています。

 

自分を守るための筋肉でもあるんですね。

小堀さん
私自身が小柄で、誰にでもパワー勝ちしたり、身長差で勝つタイプではありません。なので自分の武器として、自分の体格で対峙する大きい選手に耐えられる筋肉量や体幹は補う必要があります。ある程度筋肉をつけて、いかに自由に動かせるというのを意識していますね。

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