【サッカー・長野風花×バレー・石井優希 特別対談】ハグモッチと共に過ごす、パフォーマンスを支える休息時間

睡眠の質を追求した抱き枕『ハグモッチ』とともにお届けする、トップアスリートの“休息”に迫る特別対談。

今回登場いただいたのは、イングランド・リヴァプールFCウィメンに所属しサッカー日本女子代表でも活躍する長野風花(ながの・ふうか)選手と、元バレーボール日本代表で数々の国際大会を戦ってきた石井優希(いしい・ゆうき)さんです。

競技は違えど、日本を代表するアスリートとして心身を磨いてきたお二人が、パフォーマンスを支える休息をテーマに語り合いました。

リカバリーの基本「睡眠」と「食事」を意識しはじめたきっかけは?

ーアスリートのパフォーマンス管理にはさまざまな要素がありますが、お二人が特に意識されていることがあれば教えてください。

石井:現役時代は、リカバリーを一番大切にしていました。毎日の練習後にはトレーナーの方にケアをしてもらいましたし、夜は自分でもマッサージ器具を使ってケアをしていましたね。年齢を重ねるごとに疲労感を強く感じるようになり、リカバリーの重要性を実感しました。

ーその頃から身体のケアに対する意識や取り組みも変わってきたのでしょうか?

石井:そうですね。スパイクを打ったときに肩が痛くなることもあったので、体づくりの段階から肩や体幹をしっかり整えることを意識するようになりました。

ー長野さんはいかがですか?

長野:私もリカバリーにはトレーニングと同じくらい力を入れていて、特に睡眠と食事については意識をしています。

ー食事面ではどのような点を意識されていますか?

長野:「これを食べてはいけない」という制限は自分に合っていないと感じているので、基本的には「おいしく、バランスよく、たくさん食べる」ことを意識しています。

ー海外での生活では、日本にいるときと違って調整が難しいこともあるのではと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか?

長野:海外のチームで出される食事は小麦系のものが多く、渡航直後は朝昼晩すべてパンやパスタという日もありました。身体が重く感じるようになってきたので、小麦系の食品はなるべく控えるようにして、夜は自炊をして日本食を食べるようにしています。

ー石井さんは現役時代に食事に関して意識していたことはありますか?

石井:私も縛られるのがあまり好きではないので、厳しい食事制限はしていませんでした。ただ、バランスよく食べること、しっかり量を食べることは意識していました。スナック菓子などのお菓子は控えていましたし、糖質も抑えつつ、でも料理はおいしく楽しんで食べるようにしていました。長野さんと似ているかもしれませんね。

ただ、高校時代は身長が高くて体が細かったので、とにかくしっかり食べなさいと指導されて鍛えられていました。朝から食パンを4枚食べることも…(笑)

数々の大舞台を経験した2人が語る、試合までの過ごし方

ー体調がすぐれないときやパフォーマンスが悪いと感じたときに意識していたことはありますか?

石井:考えすぎないことを意識していました。毎日完璧な人なんていないと思っているので、「ちょっと今日は調子が悪いな」と思っても、「その中でできることをやろう」とか「今日のベストを尽くそう」と気持ちを切り替えるようにしていました。

長野:私も考えすぎないことが、一番大事だと思っています。「ちょっと疲れているな」と感じるときは、とにかくしっかり食べて、いつもより長めに睡眠をとるように心がけています。

ー試合の前日から当日にかけて意識していることはありますか?

石井:前日はしっかり7、8時間は寝るように心がけていました。朝は食事で栄養をしっかり摂って、会場への移動中は好きな音楽を聴いて、気持ちを少しずつ上げていました。会場に着いたらチームメイトと談笑してリラックスするなど、あまり一人にならないようにしていました。

ー「一人で集中したい派」と「仲間と話していたい派」で分かれますよね。

石井:私は一人になると、どんどん緊張してしまうタイプなんです。なので、試合の日もなるべく普段と変わらない感覚で過ごすことを意識して、チームメイトと他愛ない会話をして気持ちを整えていました。

長野:私も石井さんがおっしゃっていたように、しっかり食べて、しっかり寝ることを大事にしています。あとは考えすぎると周りが見えなくなってしまうので、試合前日でもあまり深く考えず、普通の一日として過ごすようにしています。試合当日もスタジアムに着いてからスイッチを入れるという感じですね。あまり気負いすぎず、リラックスして臨むようにしています。

チームでも代表でも、前日は賑やかな雰囲気で過ごしています。バスの中でも音楽を流してくれる選手がいて、その音楽を聴きながら現地へ向かうので、みんなリラックスしていると思います。代表だとGKの山下杏也加選手(マンチェスター・シティ)がいつも大きなスピーカーを持ってきてくれて、それで音楽を流してくれるんです。

ー試合に向けてスイッチが入る瞬間などはあるのでしょうか?

長野:会場に着いたら必ずスタジアムのピッチに入ってグラウンドの状態をチェックするのですが、そのときに自然とスイッチが入っていきます。

ー石井さんは、気持ちのスイッチを入れるタイミングはありましたか?

石井:私は、スイッチが入る瞬間が外から見て分かるタイプではなかったかもしれません。その場の雰囲気を楽しみながら、試合が始まる直前やボールが飛んできたタイミングくらいで自然と集中していた感覚です。

ー海外遠征先など普段とは違う環境で過ごすことも多いと思いますが、そういったときにリフレッシュする方法などはありますか?

石井:マットレスと枕は自分のものを持参して、できるだけ普段と同じ環境に近づけるようにしていました。現地の食事に飽きたときに気分転換ができるように、お米やお味噌汁などの日本食を持参することが多かったです。

長野:代表のキャンプではシェフの方が帯同してくださるようになって、食事の心配が減ったのはすごく助かっています。食事が合わない国だとあまり食べられず、体重が減ってしまうこともありました。あとは自分の好きな寝間着を持っていくことは欠かせません。安心して寝られるんですよね。

ーアスリートとしてのキャリアを積む中で、睡眠の質はとても大切ですよね。意識し始めたきっかけはありますか?

石井:もともとは夜更かしをしてしまうタイプで、朝も苦手でした。高校では寮生活だったので早起きをせざるを得ない環境になったのですが、プロになって一人暮らしを始めたら、また夜更かしするようになってしまって……練習中も寝不足のような状態が続いていました。20歳で代表に初めて呼ばれたとき、当時の眞鍋政義監督から「睡眠、ちゃんと取れてるか?」と言われたのがきっかけで意識するようになりました。

ー意識を変えるために具体的にはどのようなことに取り組んだのでしょうか?

石井:まずはとにかく「24時までに寝る」ことを目標にしていました。練習中に感じていた眠気は、かなり減りましたね。

ー長野さんはいかがですか?

長野:ちゃんと寝ないと次の日にすぐ影響が出るタイプなので、最低でも7、8時間は寝るようにしています。小さい頃から自然と早寝をしていたので、もはや「意識している」というよりは、夜になると自然に目が閉じて寝ている感覚ですね。

石井:サッカー選手は外での練習で日差しを浴びますし、室内競技よりもエネルギーの消耗が大きくて疲れそうですよね。

長野:たしかに、練習のあとはすぐに寝てしまいます(笑)。

ーちなみに翌日が試合の日だとしたら、だいたい何時に寝ているのですか?

長野:試合の時間にもよりますが、前日はだいたい22時半くらいに寝て、朝は7、8時くらいに起きています。特にルーティンと決めているわけではないですが、いつもそんな感じです。でも本当に意識しているというより「とにかく寝たい!」という感じなんです。

ー寝る前にリラックスするための習慣やアイテムはありますか?

長野:寝る前には軽くストレッチをするようにしています。好きな音楽を流したり、テレビを観ながらストレッチをして、そのまま寝るという流れが多いです。

石井:私は、湯船にしっかり浸かって体を温めてから寝ることが習慣です。お風呂に入る時間も遅めなのですが、身体がポカポカの状態で寝ることができるので気持ちよく眠れます。

好きなことを続けるために、オンとオフの切り替えが大切

ーさて最後に、お二人の自分時間についてお伺いします。オフの日はどのように過ごされているのでしょうか?

石井:現役時代は外出をしてリフレッシュすることが多かったのですが、今は家で過ごす時間がすごく好きになりました。コーヒーを飲みながら好きな動画を見るなど、ゆっくりする時間が幸せです。結婚してからもそういった時間を確保できているのはありがたいですね。

好きなことを長く続けていくためには、オンとオフの切り替えが本当に大事です。うまく切り替えができないと、気持ちの余裕がなくなって怪我にも繋がります。スポーツに限らず、学生、社会人の方にも通じることだと思うので、しっかりリフレッシュをしながら人生を楽しんでほしいですね。

長野:私も2、3年前、サッカー漬けの毎日に心も身体も疲れて、いつの間にかサッカーが楽しくなくなってしまうことがありました。だからこそ、自分の時間をつくってリフレッシュをすることが大事だと思っています。オフの日は外で友だちと食事をすることが一番のリフレッシュ方法ですね。

ー今回は『ハグモッチ』をお試しいただきましたが、率直に使ってみていかがでしたか?

長野:柔らかくて気持ちいい!と思いました。ソファに置いて使ったり、ベッドに持っていって抱き枕として使ったりもしています。

石井:自宅のリビングにL字型のソファがあるのですが、そこに置いて足を伸ばしながらテレビを見たり、お昼寝をしたりしています。一度使うと気持ち良すぎてなかなか抜け出せなくて、ついダラダラしてしまいます……(笑)。

あとは、授乳中のママとかにも良いんじゃないかと思いました。最近はクッションを使って授乳する方も多いので、使い勝手が良さそうですよね。

ーまさに、体勢をサポートしてくれるので、妊婦さんや産後の方にもすごく好評なんですよ。

石井:今後はそういった用途としても、さらに広がっていきそうですね。あと色も可愛いですよね。

ー今回の取材では緑色のハグモッチをご用意しましたが、他にも青と茶色の3色展開になっています。

石井:私は自宅で青色のハグモッチを使わせていただいたのですが、ソファがネイビーなので色合いも馴染んでいてインテリアとしてもバッチリです!

ー誰かハグモッチをおすすめしたい人などはいらっしゃいますか?

石井:私は父にプレゼントしたいです。リビングで寝たりテレビを観ていたりすることが多いので、ハグモッチがあればすごく良いなと思っています。

長野:日本代表でチームメイトの南萌華(ASローマ)におすすめしたいです。すごくゲームが好きな子なので、ハグモッチはぴったりだと思います。

ー最後にお二人にとって、ハグモッチを一言で表すとしたら?

石井:「リラックスの相棒」ですね。

長野:私は「癒やし」かなと思います。

ーありがとうございます。ぜひこれからもリラックスタイムにハグモッチを活用してください!

 

ハグモッチをぜひチェックしてみてくださいね!

https://hugmotti.com/

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