鶏むね肉の塩こうじ蒸しーさくっとトレご飯・発酵編ー

鶏むね肉の塩こうじ蒸しの写真

こんにちは!料理人の渡辺 梓(わたなべ あずさ)です。

このシリーズでは、忙しいなかでも、短時間でさくっとつくれる栄養たっぷりレシピをご紹介していきます。

今回のテーマは発酵

塩麹(こうじ)は肉や魚を柔らかくする効果が注目されていますが、それだけではありません。

麹にはたくさんの酵素が含まれていて、腸内環境の改善や栄養の吸収効率を高める働きがあります。植物性乳酸菌も摂取でき、疲労回復効果のあるビタミンB群を多く含み、美肌などにも効果的。

今回はパサパサになりがちな鶏むね肉を塩麹を使っておいしく食べる方法をご紹介します。

鶏むね肉の塩こうじ蒸し

鶏むね肉の塩こうじ蒸しの写真

材料

(1人分)
・鶏むね肉 1枚

<調味料>
・塩麹 大さじ2
・酒 大さじ1

鶏むね肉の塩こうじ蒸しの写真

作り方

1.ビニールに調味料を全て入れ、もむ
2.鶏むね肉の厚い部分は包丁を入れて平たくし、火を通りやすくするために縦半分に切っておく

鶏むね肉の写真

3.ビニールに入れて揉み込んで冷蔵庫で1時間〜ひと晩お好みで漬ける

鶏むね肉の塩こうじ蒸しの写真

4.深めの皿に鶏むね肉を出し、ラップをかけてレンジ600Wで3分チンした後、裏返してさらに2分チンする
5.荒熱が冷めるまでそのまま置いたら好きな大きさにカットして完成

鶏むね肉の塩こうじ蒸しの写真

漬け込みの時間はお好み。1時間でもほんのり美味しい塩味がつきます。

レンジでは赤い部分が残らないように、チンした直後に分厚い部分に竹串をさして赤い汁が出てこないかしっかり確認してください。

そのまま食べても、写真のようにトマトときゅうりを合わせて棒棒鶏にしても美味しいです。ネギ塩タレをかけてハムのようにしてもいいですね。鶏肉と塩麹から美味しい汁がいっぱい出るので、レンジにかけるときにざく切りにしたキャベツを入れて食べるのもオススメ。ぜひいっぱいアレンジしてみてください。

■プロフィール

渡辺梓さんのプロフィール写真

渡辺 梓(わたなべ あずさ)

進学を機に地元宮崎から東京へ。大学時代のアルバイトで調理師免許を取得後、東京都内のIT企業にシステムエンジニアとして就職。料理にとことん向き合うカウンターの向こう側の世界に興味を持ち、25歳で板前の世界へ。

1年の板前修業の後、フリーの料理人として独立。現在はSEと料理人というパラレルキャリアを実現しながら活動。

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