サウナで疲労回復へ!B&編集部おすすめの入浴法

こんにちは!
B&編集部、競泳元日本代表の竹村幸です。

サウナが流行して私も「整う」感覚を知り、いつしか旅先でも必ずサウナを探して赴くほど好きになりました。魅了される理由は、リラックスできるだけでなく、入浴後に体も心も軽くなると感じているからです。

私が感じている、サウナがパフォーマンスアップに繋がる理由を紹介していきます。

※整う:収縮した血管から体全体に一気に血が巡ったときに、深くリラックスできる状態

 

私が実践している、おすすめのサウナの入り方

サウナはフィンランドが発祥とされている蒸気浴・熱気浴のひとつです。遠赤外線や蒸気によって高温にしたサウナルームに入り、体を温めて発汗を促します。

①しっかり水分補給を行なう
脱水症状にならないように水分補給を忘れないことが大切です。スポーツドリンクを補給しておくと発汗作用も期待できます。

②体を洗う
汚れを落としてからサウナを楽しむことがエチケット。発汗促進にもつながります。

③サウナルームへ
しっかり身体の水分を拭いてサウナルームへ。下の方が温度が低くなっているので、自分に合ったちょうど良い場所(温度)を見つけましょう。必ず無理をせず、体調を確認しながら入浴します。(入浴時間:5分〜12分)

またサウナハット(または、濡れタオル)をかぶることで、高温から頭皮を守り、のぼせにくくなるのでおすすめです。

写真:本人提供

 

④水風呂へ
汗を流してから水風呂へ。(入浴時間:1分程度)

⑤外気浴で整う
リラックスできるスペースで休憩をとります。外気浴できる場所がよりおすすめです。

これを数セット繰り返します。

 

アスリートに、サウナがおすすめな理由

・疲労回復を促す
サウナの温熱効果で血管が広がり、直後に水風呂へ入浴することで、筋肉と血管が収縮します。交代浴を続けることで、全身への血流がよくなり疲労回復、老廃物の除去に繋がります。

またサウナルームでふくらはぎと足の裏をマッサージすることをおすすめします。ふくらはぎは全身に血液を送るポンプの働きがあるので、しっかりマッサージをしてほぐしてあげることでむくみの解消につながります。

ただ、激しい運動前の入浴は避けていただきたいです。長時間のサウナでの発汗は、身体に負荷がかかってしまいます。続けて激しい運動を行なうと脱水症状を引き起こす可能性があります。

・HSP
サウナに入ることで、HSP(ヒートショックプロテイン)というタンパク質が増加します。増加によって細胞が活性化され、疲労回復や冷え性の改善にもつながります。また熱のストレスがかかると、 HSPが傷ついた細胞を修復する働きもあります。

・睡眠の質が向上
身体の中心部の深部体温と、手足の先などの末梢体温の差が大きいと人は眠たくなります。サウナで体の中心が温まり、その後外気浴によって副交感神経が活発になると中心部の熱が末梢に移動して体温差が生まれます。「中心は熱が落ち着いて、抹消は温かい」状態を作ることで睡眠のスイッチが入りやすくなります。

・心を整える
サウナは「今」に集中する環境を作ることができます。アスリートは結果にとらわれることが多く、過去や未来に思考が働いてしまいます。高温や低温の環境下では思考が「今」に集中しやすく瞑想状態に近くなるので心を整えることにも最適です。

サウナを上手に利用することで、自分自身のパフォーマンス管理に役立てることができると思います。自分の体調と相談をしながら取り入れて、ぜひパフォーマンスアップにつなげてください!

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